思い出あつめ:わたし手帖

大好きな物たちの思い出や諸々を綴らせていただきます。

地球は丸い

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地球という星がある。

青く輝く海と大地のコントラストがとても綺麗な星。

 

かつて、地球に存在する大地は一つの陸続きの土地だったと聞いた記憶がある。

 

時折、私は人間という生物を第三者的に見ていることがある。

そして、思う。何故人は争うのだろうか?と。

 

脳が発達したからなのか、言葉を発するからか…答えは見つかってはいない。

 

差別、いじめ、内戦、戦争…

 

人は過去から今も、どこかで争っている。

 

難しいことを考えるのは嫌いだけれど、このことは特に最近よく考える。

 

どうして、人は争うのか?

争いが好きだという人はいないだろうと思う。

心穏やかに過ごしていたいと思っていると私は思っている。

 

それでも、この今現在もきっとどこかで誰かと誰かが争い、傷つき、泣いているに違いない。

 

もしも、地球が昔のように一つの大陸だったとしたらどうだろうか?

 

国という境界も無く、人種という境界もない。

 

標準語と言われる言語がそこには一つあって、大きな決断を強いられる場合はその言語を使うとなっていたら。

それ以外はどんな言語でもいい。

大小の集団が生まれていても、グループ同士の意思疎通は共通の言語を使うとなっていたら。

少しは伝える側と受け取る側の食い違いも少なくなるのではないだろうか?

 

無用な食い違いは減り、無用な争いは減るのかも知れない。

 

同じ大地に暮らし、文化の違いを個性として認識していたら、少しは違ったりするのだろうか?と、時折感じたりする。

 

難しいことはわからない。

 

けれど、違いを違いと認識してしまい、間違った受け取り方をしなければ、ほんの少しくらいは今よりもいいのかもしれない。

 

もしも、神というものが存在していたとして、あるいは人間を作り出した何者かがいるとして、どうして肌の色、発する言葉、文化などそれぞれに違いを持たせたのだろうか。

 

全く同じ集団ならきっと面白くはないと思う。

けれど、こうも傷つけあい、悲しむ人々があって、それこそ何がいいのだろうかと思ったりする。

 

地球は丸い、今見上げた空を今度は別の大地で誰から見ているかも知れない。

そうやって空は繋がっていられるのに、人の思いは繋がれないのだろうか。争いがなくなり、平穏で穏やかな日々が続くことを願わずにはいられない。